ワイルドリフト リアルトーク - 2020年10月9日

回線の問題や試合時間、ゲームバランス等について、デザインディレクターのBrian “FeralPony” Feeneyがお話します。

開発チームの「ワイルドリフト リアルトーク」へようこそ。ここではコミュニティー内でのトレンドに関する話題や、皆さんからのご質問やフィードバックへの回答、さらに「ワイルドリフト」制作の舞台裏にも迫ります。


「リアルトーク」の時間が再びやってきました。こんにちは、FeralPonyです。

地域別クローズドベータが正式に始まってから、現在すでに多くのデータが集まり、私たちも迅速に対応を進めているところです。テストプレイへのご参加とフィードバックをご提供いただいた皆さんに、改めて感謝を申し上げます。

ベータへの招待

まず始めに「このゲームをプレイしたがっている人がまだ沢山いる」という現在の一番の問題についてです。すでに参加されている方々からの反応はよいものなのですが、クローズドベータはその性質上、希望するすべての人が参加できるものではありません。これについて皆さんが不満に思われていることは私たちも承知しているため、参加できるプレイヤー数をもっと増やせるよう、努力を続けています。直近ではテスト中の各地域で参加者数を大幅に拡大したほか、新たに日本と韓国でもテストを開始しました。

接続性の問題

プレイヤーの皆さんからの不具合報告で、特に多いものの一つがレイテンシ(遅延時間)やパケットロスといった接続性の問題です。この問題への対処が今回のテストの大きな目的の一つにもなっているため、今後もぜひご報告をお願いします。全体的なインフラの品質からISPごとのプレイヤーの接続方法といった細かい部分まで、接続環境はそれぞれの地域で大きく異なります。テスト地域の拡大速度がやや遅いのもこれに起因しています。何か問題が起きた場合にすぐ修正対応ができるよう、時間をかけてモニタリングシステムのアップグレードと改善を行い、また各地域のISPとも直接連携を図っています。

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試合時間

皆さんのやりとりを拝見したところ、試合時間についてはやや意見が割れているようです。長すぎるという意見もあれば、もう一方では短すぎるという声も。そこで今回、試合時間に対する私たちの考え方と、現在の状況をお話することにしました。まず私たちは試合時間を「PC版リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」に合わせようとは考えていません。「ワイルドリフト」では、1プレイが30分以内に終わることが大事なのです。これはまずアプリを開いて、チャンピオンを選び、ローディング画面で待ち、得意なチャンピオンを操って、勝利画面でほっと一息つくまで、すべてをまとめて30分以内ということです。

試合そのものについては以前と同様、平均16~18分で終了することを目標としています。もちろん試合内容が一方的な場合はもっと短く、ドラマチックな逆転劇が起きた場合は長くなります。現在の平均試合時間にはおおむね満足していますが、もう少し長くても良いかもしれません。そのため少しだけ調整を施しましたが、やはり皆さんのフィードバックが第一ですので、この部分については経過を注視していきたいと思います。試合時間が長すぎる、または短すぎると思われた場合は、ぜひ私たちにその理由をお聞かせください。ゲームのプレイ感を向上させていく上で、そういった情報はとても重要なのです。

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チャンピオンのバランス

チャンピオンのバランスに関して、まだ本格的にデータを取り始めたばかりです。現在もプレイヤーの皆さんが新しい戦略を開拓し、新しいチャンピオンを解除し続けていることから、まだかなり流動的な状態となっています。これまでにも何ヶ所か調整を施しましたが、今後数週間でさらに多くのチャンピオンに対処する予定です。また全体的に見て強すぎる、あるいは弱すぎるチャンピオンクラスに対してシステム面から手を入れることも考えていますが、これについては今後のパッチの際にお話したいと思います。

プラクティスモード

プラクティスモードが欲しいという声は以前からずっとあったため、ついに近日中に実装されることとなりました。念のためご説明しておくと、このモードは自分の好きなチャンピオンを使って自由にコンボの練習などができる機能です。未所有のチャンピオンも自由に試せるようになっているので、実際にブルーモートを手に入れて購入する前に十分吟味することができます。

新機能

新機能については皆さんからすでに数多くのリクエストをいただいております。まずはゲームをできるだけ早く完成させることが最重要課題ですが、新機能についてもいずれ検討することになるでしょう。ご提案はいつでも大歓迎です!

コミュニティーの皆さんとともにこのゲームを作り上げていけること、そしてさらに多くのプレイヤーの皆さんにこのゲームが届けられることを、チーム一同とても嬉しく思っています。

それではまた。

Brian & the Wild Rift team